各国のゴシックメタル

ノルウェー

ノルウェーはヘヴィメタルが盛んな国であり、当然ゴシックメタルバンドも多い。
中でも、この4つのバンドは北欧ゴシックの四天王だろう。
Theatre Of Tragedy(左)は、デスボイス+ソプラノという現在のゴシックメタルの主流を築いた大御所。
The Sins Of Thy Beloved(左から2)もデス+ソプラノというスタイルだが、メンバーにヴァイオリンもおり、このヴァイオリンが哀愁漂うメロディを奏でる。
Tristania(左から3)も同様。The sins・・・のヴァイオリンが参加しており、こちらも良い味を出している。現在はVo.が交替している。
Sirenia(右)はTristaniaの元Gが結成したバンド。以前はアルバムごとにVo.が変わっていたが、現在はスペイン人のアイリンで落ち着いている。
こちらはシンフォゴシック系。


フィンランド

 

フィンランドもノルウェー同様、メタルの盛んな国である。
Nightwish(左)は、ゴシックメタルではないがシンフォニックメタル界では知らない人はいないくらいの有名バンド。
Tears of Magdalena(右)は、デビュー後1枚しかアルバムを出していないが、いきなり上質なサウンドを聴かせてくれたシンフォゴシック系のバンドだ!


スウェーデン

スウェーデンにも素晴らしいバンドは多い。
Diablo Swing Orchestra(左)はスウィングジャズとメタルの要素をあわせた新しい音楽を聴かせてくれる。
Draconian(中)は、デスドゥーム系。陰鬱でどこまでも暗いまさにゴシックメタル。
Therion(右)は、シンフォ系。一時はメインボーカル無しの合唱メタルだった。
今はNHKでも取り上げられたスーパーヴォーカリストのトーマス・ヴィクストロムとアメリカ人ソプラノ歌手のロリ・ルイスが正式メンバーとなった。


ドイツ

ドイツにもまた個性的なバンドが多い。
Krypteria(左)は、韓国系ドイツ人ジーン・チョウがVoのバンド。
東洋系の歌い方で疾走する日本のアニソンのような曲もあるが、コーラスを盛大に使った壮大な曲もあり、楽曲はバラエティーに富んでいる。
Leaves' Eyes(中央)は、知る人ぞ知るゴシックメタル界の大御所リブ・クリスティンがVoのバンド。
初期の頃は、ゴシックという感じだったが、最近は民族音楽の要素も取り入れ、フォークメタルのような楽曲も多くなって来た。
Haggard(右)は、ヴァイオリンやヴィオラ、フルートなどのメンバーもいる変わり種。
こもった感じのデスボイスとソプラノ、テナーのソロなど様々な歌い方で盛り上げる。


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